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市場経済は、<家計>と<企業>の2つの経済主体から成り立つ。これらの経済主体は、<市場(神の見えざる手)>の働きによって機能している。
<消費者の行動>
家計は、各種の財を消費する他に、土地・資金・労働力などの生産要素を企業に提供する経済主体である。中でも、経済活動にとって欠くことのできない、労働力という重要な生産要素を再生産している。
家計は、消費活動の際、所得のもとで財や用役の消費を行う。そこから得られる効用(満足)を最大化するために、限りある所得をどの財の購入にあてるべきか考える。これは、予算制約線を用いて表す。
家計の所得をMとし、家計の消費対象となる財はX財とY財の2つのみで、X財の価格をpx、Y財の価格をpyとする。この時、全所得をX財の購入にあてればx個購入でき(x=M/px)、また、全所得をY財の購入にあてればy個購入できる(y=M/py)。
上記の図は、全所得をX財とY財の購入にあてた場合にそれぞれ何個ずつ買えるか、という組み合わせを示している。この予算制約線は、M=px・x+py・yで表される。
家計はX財とY財の消費か...