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R0111 日本文学概論 科目最終試験

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内容説明 コメント(0件)

平成23年度の最新版です。試験は合格済みです。

資料の原本内容

R0111日本文学概論

1.国学の歴史のあらましと日本文学研究との関係について説明したうえで、日本文学研究上の問題点について述べなさい。
 国学は、日本文学が成立した明治よりも以前に成立していた。国学も広義の文献学と同じように、古典の文献を厳密に文献学的に研究することによって、日本文化と精神の特質を明らかにしようとするものであった。この点、ヨーロッパの文献学がギリシア・ローマの文化・精神を明らかにしようとしたのと似ているが、現在の日本文学に対する国学の特徴は、日本本来の固有の文化と精神の特質を明らかにしようとした古学であった点にある。

 文献学としての国文学と国学との本質的な違いはこの点にある。つまり、国学は、『古事記』や『万葉集』といった古い時代の文献を研究することで、古い日本本来の固有の文化と精神を明らかにしようとするものなのだが、国文学は、日本のあらゆる時代の文献を研究することで、それぞれの時代の文化や精神の特質と、外国の文化に対する日本の文化と精神の特質を明らかにしようとするものなのである。

 江戸時代に入ると徳川幕府は、朱子学を幕府の学問と定め、林羅山に命じて昌平黌を設...