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同一指示性における制限について

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内容説明 コメント(1件)

ある談話(discourse)の中で、二つの名詞句が同一のもの・人物・出来事などを指すとき、これら二つの名詞句は互いに同一指示的(coreferential)であるという。同一指示性が関係するのは、代形式(pro-form)、特に人称代名詞である。代名詞は、その名が示唆するように、名刺(正しくは名詞句)の代わりに用いられるものであるがゆえに、まず名詞句が現れて次に代名詞が使用される、つまり、代名詞の先行詞が先行するのが当然である。この用法を前方照応的(anaphoric)または順行(代名詞化)(forward pronominalization)という。

資料の原本内容

ある談話(discourse)の中で、二つの名詞句が同一のもの・人物・出来事などを指すとき、これら二つの名詞句は互いに同一指示的(coreferential)であるという。同一指示性が関係するのは、代形式(pro-form)、特に人称代名詞である。代名詞は、その名が示唆するように、名刺(正しくは名詞句)の代わりに用いられるものであるがゆえに、まず名詞句が現れて次に代名詞が使用される、つまり、代名詞の先行詞が先行するのが当然である。この用法を前方照応的(anaphoric)または順行(代名詞化)(forward pronominalization)という。
Jack tried to catch the bird. But he couldn’t do it.
* He thinks that John is a smart. (He≠John)
The man who hired Nancy will see her tomorrow.
この用法に関しては特に問題もなく、理解可能である。b.の主語のheがJohnでないこともこのことからわかる。しかし、次の例文ではどうであろうか。
Al...

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