検索ワード入力
menu

R0711 法律学概論

  • 会員770円l非会員924円
  • Microsoft® Office Word
  • ページ数9閲覧数1,870
    ダウンロード数5
  • by chuorikai

内容説明 コメント(0件)

第一設題と第二設題のセット(A評価)

資料の原本内容

物権と債権の違いについて
1.民法における財産権とは何か
 私法の基本法である民法は、財産権を、物に対する権利である物権と、人に対する権利である債権とに大きく二分している。法律上、財産権を統一的に定義した規定はないが、本論ではおおまかに、物やサービスがもたらす経済的利益を内容とする権利である、と定義する。
2.物権の特質
 物権は、特定の物を直接に支配できる権利であり、物を意のままにどのようにでも支配できる所有権が物権の典型である。たとえば所有者は、法律の範囲内で、自分の意のままに処分することができ(民法206条)、権利の実現が自分だけでできる(直接性)。また、だれに対しても主張でき(絶対性)、一つの物の上に物権が成立すると、その後にそれと両立しない物権は成立しない(排他性)。物権はこのような強力な権利なので、法律に定められた以外に勝手に新しい物権を作ることは禁じられる(物権法定主義。民法175条)。
 物権は、売買による所有権の移転のように、物権の設定や移転(物権変動)を外部に見えるようにする手続き、登記や引渡などをとらなければ、先に物権を得ていても、後から同じ物権を得た者など一定の...