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「御師」・「講」制度は、明治以降どうなったのか

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内容説明 コメント(8件)

御師は、中世においては下級神職(信仰の布教者)として武家の参詣の世話をしていて、江戸時代に入ると、神職としての性格が後退し、旅行業的な活動に転じたそうです。また、明治維新の改革で師職制は廃止され、全国を網羅していた師檀関係は解体されてしまいました。

 我が国の旅行業の先駆は、伊勢参りの御師であった。御師とは、はじめ伊勢神宮での祈願を参詣人に変わって行う神主のことであった。それが後には、参詣人を伊勢まで案内し、そのための、道中の宿の確保や食事の手配までを一手に引き受ける人々を指すようになっていく。民俗学者の神埼宣武氏は、御師をもって日本の旅行業者の元祖とみなしてよいと述べているそうだ。その後江戸時代に伊勢参詣は極めて盛んになり、幕末には「おかげ参り」と称し、熱狂的ブームが起こった。そしてその伊勢参詣へ全国の人々を送り出すべく作られた組織が「講」である。伊勢講は、全国各地の村や町で多くの成員を集めて結成され、一定額の講金を集めて運営資金とするものである。

資料の原本内容

「御師」・「講」制度は、明治以降どうなったのか
《要約》
ツーリズムの講義を通して旅行というものに興味を抱き、日本の旅行・観光のルーツを知ってみたいと思いこの課題を選択しました。御師は、中世においては下級神職(信仰の布教者)として武家の参詣の世話をしていて、江戸時代に入ると、神職としての性格が後退し、旅行業的な活動に転じたそうです。また、明治維新の改革で師職制は廃止され、全国を網羅していた師檀関係は解体されてしまいました。
 我が国の旅行業の先駆は、伊勢参りの御師であった。御師とは、はじめ伊勢神宮での祈願を参詣人に変わって行う神主のことであった。それが後には、参詣人を伊勢まで案内し、そのための...

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