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英語科教育法Ⅰ

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  • by SN

内容説明 コメント(0件)

資料の原本内容

 私は早期英語教育の重要性は、日本国内環境での外国語学習では信頼に乏しいと考える。「小さいときから英語を勉強すればスラスラ読み書きができる」というのは,英語にコンプレックスをもっている日本人の希望や幻想に過ぎない。海外で生活している日本人児童は会話はスラスラできても学習言語能力(論理的思考力)が身に付かず,セミリンガル状態に陥る児童もいる。そのような事実をふまえ,母語を学習言語として身につけてから中学生期以降に外国語を学習することが効率的であると思う。
 英語文化へのあこがれとcritical period  hypothesis から早期英語教育を唱える人は多いが、この仮説が日本の小学校における外国語会話を行うことの妥当性を示す根拠にはならない。中学校以降の学校教育で外国語を学習し始めた人の中には,その後の努力や海外での留学等の経験を経て,母語話者レベルの高い外国語の運用能力を身につける人がいる。また、日本の小学校教育の中では,大量の言語的インプットを与えることが不可能であるため,小学校で外国語を学習し始めたとしても,子供たちのすべてが母語話者レベルの外国語能力を獲得することにはなら...