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日本大学通信制 保険総論分冊1

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内容説明 コメント(0件)

人類は原始社会からあらゆる危険に対処しながら今日の繁栄した社会を築いてきた。保険は、人類の危険に対する財産の保障手段を作り出す制度であると言うこともできる。しかし、どの時代の社会における保険制度の存在理由は同じではなく

資料の原本内容

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 人類は原始社会からあらゆる危険に対処しながら今日の繁栄した社会を築いてきた。保険は、人類の危険に対する財産の保障手段を作り出す制度であると言うこともできる。しかし、どの時代の社会における保険制度の存在理由は同じではなく、各々の社会の発展段階における財産の所有関係を機軸にして異なっている。

 原始社会では私有財産は無かったので保険制度は存在していなかった。また、奴隷社会や、封建社会では力のある首長、領主といった者が主体的に対処していた。

 資本主義社会になり、資本家個人が自己の責任のもとに無意識的に結集し利潤の一部を拠出して危険に対する財産の保障手段として保険団体を形成し、今日のような営利保険制度が発達していった。

 保険は一般に法律学的な定義がなされている。しかし、経済的な観点から定義すると、「保険とは、保険者(生・損保会社)が、一定の偶然な危険に対して所有財産の保障手段を確保しようとする多数の財産所有主体(被保険者)を結集し、財産保障資金(保険資金)を形成するために、合理的で公平な計算に基づいて保険料(対価)を分担拠出させ、財産所有主体の経済活動を持続させる経済...

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