視覚障害者の指導法
【課題】
１．盲児の学習における課題，「核になる体験」「切れ目ない全体の体験」の概説，その効果について述べよ。
２．視覚障害児童生徒の学習教材の問題，“点字教科書”“拡大教科書”の具体的な工夫・配慮，その効果について述べよ。

【解説】
・設問１は，まず視覚障害があるがゆえの学習時の課題・問題点を概説する。次に２つの体験を概説し，最後にそれらの体験による効能・効果を，段落を分けて書く。

・設問２は，まず視覚障害児童生徒に対しての一般の教科書の課題や問題点を概説する。次に各教科書の具体的な工夫・配慮（課題もあれば追記）を紹介する。最後にその効果・効能を，段落を分けて書く。

・文章は『一文一義』を心がけ，助詞でつながず，的確な接続詞で用いる。また，事実と意見を書き分け，明瞭簡潔な文章にする。提出前に再読し，主語と述語のねじれがないか，誤字・脱字がないか等を確認する。
１．
まず、視覚障害があるがゆえの学習時の課題・問題点を概説する。視覚障害児は「自分自身が体験したこと」、「触ったことがあるもの」、弱視児の場合は「見えにくい目でもなんとか見えたもの」が知識のすべてであ...