検索ワード入力
menu

慶應 社会思想史(2021年度)

  • 会員990円l非会員1,188円
  • Microsoft® Office Word
  • ページ数5閲覧数519
    ダウンロード数2
  • by satoutakeru
内容説明 コメント(0件)

慶應通信経済学部で合格をいただいた社会思想史のレポートです。2回目での合格ですが、「よくできている」との講評をいただきました。

資料の原本内容

はじめに
近代では、市場経済の進展が、政治的平等をもたらしたとされる。経済発展と富裕の蓄積、そ
れに伴う洗練された都市的文化の発展は、政治体制の違いを乗り越える文明社会の成長を促した
からである(坂本、2014 年)。一方で、マルクスの資本主義批判を代表するように、市場経済
は、経済的不平等を進展させてきた。
本レポートでは、このような相反する事象に対し、ヒューム(テキスト第 6章)とマルクス(同
第 9章)、ハイエク(同第 12 章)の各思想家がどのような視点から、いかなる見解を持ったかを
論じたい。第 1 章は経済的不平等と政治的平等の定義、第 2章は思想の比較・ 検討、第 3 章は現代
的視点を踏まえた自分自身の見解、についてそれぞれ論じる。
第 1章 経済的不平等と政治的平等の定義
第 1 章では、各思想家の思想家の比較に入る前に、経済的不平等と政治的平等について説明す
る。
齋藤(2017 年)によると、不平等とは、不当な有利ー不利が社会の制度や慣行によって生じ、
再生産され続けている状態である。これにより、経済的不平等は、教育機会の欠如などによって
所得格差が広が..