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中央大学通信 2020年民事訴訟法第2課題 [評価B]

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資料の原本内容

1
(1)Yの陳述の効果と趣旨
当事者の一方が口頭弁論期日または弁論準備手続期日において、相手方の主張する、自己
に不利益な事実を認める陳述をすることを裁判上の自白という。この自白の要件は、1.口
頭弁論期日または弁論準備手続期日における裁判上の陳述であること 2.相手方からの事
実主張と一致すること 3.自己にとって不利益な事実についての陳述であること 4.事実
についての陳述の一致であることの 4 つである。事例の Yの主張は、上記の要件を満たし
ていることから、裁判上の自白と解される。
また、裁判上必要な事実のうち、当事者間で争いのない事実(不要証事実)については証
明の対象とならず(第 179 条)、裁判所は証拠調べを行うことができない。これは、裁判所
において当事者が自白した事実と、自白したものとみなされた事実(第 159 条)は、弁論
主義第 2 原則の見地から証明不要とされ、また、顕著な事実については、証拠がなくとも
客観性が担保されていることから、判断の公正さが疑われることはないからとされる。裁
判所はこの事実を、そのまま判決の基礎に問いこまなければならない。この..