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慶應義塾大学法学部(通信)合格レポート 行政法

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内容説明 コメント(0件)

慶應義塾大学法学部(通信)合格レポート 行政法
課題概要:
「公害防止協定の法的性質」
「法律留保原則・法律優位原則との関係」
「宝塚市パチンコ条例事件最高裁判決」
「福間町公害防止協定事件最高裁判決」
「住民に原告適格を認めるための法的構成(民法423条・537条)」

参考資料としてご利用ください。

資料の原本内容

1

政法
問1
1,公害防止協定の法的性質と拘束力
(1)公害防止協定の法的性質については,行政の要請する行政指導を一応了承
するものにすぎず,法的拘束力のない紳士協定であるとする説もかつては,有力
に主張されていたが,近年では,法的拘束力を有する契約であるとする説が通説
である
1。なぜなら,今日,公害防止協定の趣旨は,地域住民の生命・健康を公
害から守るという重大な利益の保護にあり,他方,制約される企業側の自由は経
済活動を無制約に行わないというにとどまること,また,協定の当事者である企
業は必ずしも地方公共団体との関係で弱い立場にあるといえないことから,企業
側の合理的な意思決定の枠内で協定が締結される限り,具体的な内容を定める条
項について,契約上の効力を一概に否定する必要はないからである
2。
(2)そして,現在では,基本的に,公害防止協定は契約であるとする説により
つつも,協定に規定される条項を個別に判断して,拘束力の有無を判断すべきと
いう立場が,通説・判例となっている
3。
1 北村,163 頁。
2 櫻井・橋本,219 頁。
3 北村,163 頁。
2

3)..