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【武蔵野大学 合格レポート】ヤマトタケル東征伝承に関する一考察

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内容説明 コメント(0件)

武蔵野大学での「古代文学研究B(現在の日本文学研究Ⅰ)」において課された期末レポートで、最高ランクのS評価をいただいたものになります。
S評価は難しそうに感じますが、この程度書けていればSなんだという指標になれば幸いです。
この他にも日本文学特講Ⅰ用のレポートも掲載しておりますので、併せてご覧ください。

資料の原本内容

ヤマトタケルノミコト東征伝承に関する一考察

§はじめに

§問題設定







我が国最古の歴史書である「古事記」は、稗田阿礼の暗唱する話を太安万侶によって書きとめられたとされる。

本論では、中巻で語られるヤマトタケルの東征伝承に関して考察する。

そもそもヤマトタケルとは景行天皇の息子であり、登場する際は「オウス(小碓命)」という名前であった。

「ヤマトタケル」と呼ばれるようになるのはクマソ討伐の際に弟のクマソタケルが「大和に並びもない武勇の人

としてヤマトタケルと称える」と名前を献上してからである。このヤマトタケルは父親である景行天皇から気性

が荒いとして遠ざけられており、クマソタケル討伐後も休養期間をろくに与えられずに再び東征を父親から命じ

られたため、父親は自分が死んでほしいと思われているのではないかと叔母であるヤマトヒメに打ち明ける場面

がある。その後、命令通りに東征を進めるヤマトタケルであるが、いったい彼はどのような気持ちで東征の歩を

進めていたのだろうか。二つの仮説を立てて考察する。

§『我が身よりも「家」や「国」』説

古来より我...

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