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政治学分冊1

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  • by かっさん

内容説明 コメント(0件)

民主政治における政党の必要性について論じなさい。

資料の原本内容

○民主政治の諸原則に基づいて現実社会を民衆による自己統治システムとして機能させるとなると、思いのほか複雑且つ巧妙な制度が必要となる。つまり、「人民の人民による人民のための政治」という観念的かつ抽象的な民主政治の原理を歴史的な背景を持つ複雑な現実社会に応用する時、民主政治というシステムそれ自体が複雑な仕組み全体のまさに骨格部分を規定するのが憲法体制である。そして、民主政治システム下において、私たち国民の意見・要求が表出され、その意見・要求が議会や政府に導入・決定され、さらにその決定が実施されるに至る政治過程に政党も存在する。

○「政党は現代政治の生命線である」(ノイマン)、とか「自由な大国であって、政党を持たない国はない。政党なしに代議政治が運用されるといったものはない」(ブライス)といった言葉に示されるように、政党は現代政治の生死を分ける重要なカギを握っており、とりわけ議会政治に立脚する自由主義国において不可欠の存在になっている。もともと、意見や利害に対立から徒党ないしは派閥と呼ばれるある種の党派は古くから存在した。時に権謀術数や武力行使によって自らの利益の現実を図ろうとした。そして...