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Q0705国際政治学第1設題

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内容説明 コメント(0件)

佛教大学通信課程の合格済みレポートです。あくまでも学習の参考としてお使いください。各科目B判定以上です。テキストを中心にまとめています。

資料の原本内容

 国際政治学の理論(リアリズム・リベラリズム・マルキシズム・コンストラクティヴィズム)について説明しなさい。
・リアリズム
 リアリズムとは現実主義であり、主としてヨーロッパの国際関係をもとに発展してきた。その基本的な内容は、主権国家を国際関係における行為主体とする。また、主権国家は国益を追求し、国家の生存の確保を行う。主権国家は、国益を実現する為の手段として国力を行使し、この国力の強化そのものが、国益となるとしている。国力の中で最も重要なものが軍事力であるが、経済力や技術力もまた、強力な軍事力を支えるものであるとして重視されている。19~20世紀初頭にかけてヨーロッパでは富国強兵・殖産興業といった政策のもと、重商主義の政策を推進した。
 このような伝統的なリアリズムに対して、1973年・1979年の2度の石油ショックによって先進諸国の間で経済摩擦が激化すると、覇権安定論が唱えられるようになった。
 覇権安定論とは、国際秩序の安定・不安定と覇権国のパワーの衰退の関係を理論化したものであり、国際関係は覇権国・大国・準周辺国・周辺国から構成されるとしている。覇権国は圧倒的な軍事力・経済力を...