国際障害分類(ICIDH)では障害を機能障害、能力障害、社会的不利の3次元の構造として捉えた。国際生活機能分類(ICF)では、社会環境要因をより重視した形で心身機能・身体構造、活動、参加という3次元とそれらの相互作用のモデルで捉えた。
「機能障害」と「心身機能・身体構造、機能障害」に関しては、ICIDHの定義では「心理的、生理的または解剖的な構造、機能のなんらかの喪失または異常である」としている。これに対してICFでは、最初に心身機能、身体構造を定義している。心身機能は「身体系の生理的機能である」としており、身体構造は、「器官、肢体とその構造部分などの、身体の解剖学的部分である」としている。そ...