児童福祉学Ⅰ第二課
「子どもの権利擁護」は歴史が浅い。現在では子どもにも女性にも権利がありその行使は一般的となっているが子どもにも権利が存在するという考え方は比較的新しいものである。1900年にスウェーデンのエレン・ケイが「児童の世紀」を出版した。その後「ジュネーブ宣言」(1924)「世界人権宣言」(1948)「子どもの権利宣言」(1959)と続いて謳われてきた子どもの権利を世界中に広めて保障しようという動きがあった。「子どもの権利宣言」では、あらゆる差別の禁止、子どもの最善の利益の保障を前提とし、子どもは人としてのあらゆる権利を行使する主体として捉えられている。日本は他国と比べて遅いが19...