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8銅酸化物高温超伝導体の合成とその低温物

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  • by ぎわ

内容説明 コメント(0件)

高温超電導体であるYBa2Cu3O7を合成し、その電気抵抗率の温度依存性を液体窒素温度まで測定することによって、ゼロ抵抗を確認し、超電導臨界温度を実験的に決定する。また、磁場に対する応答を調べ、マイスナー効果に起因する反磁性を確認する実験。

資料の原本内容

8 銅酸化物高温超伝導体の合成とその低温物
【目的】

 高温超伝導体であるYBa2Cu307を合成し、その電気抵抗率の温度依存性を液体窒素温度

まで測定することによって、ゼロ抵抗を確認し、超伝導臨界温度(TC)を実験的に決定する。

また、磁場に対する応答を調べ、マイスナー効果に起因する反磁性を確認する
【基本事項】

 超伝導は低温で起こる現象であり、その名の通り、個々の超伝導物質に固有の臨界温度

(TC)以下で超伝導状態に相転移すると電気抵抗がゼロになる。もう一つの本質的な性質は

完全反磁性と呼ばれ、外部から磁場を印加しても磁力線は完全にはじき出され、超伝導体

の内部では磁場がゼロになる。これをマイスナー効果と呼ぶ。(但し、磁場が強すぎると超

伝導は破壊されてしまう。)

 超伝導の発見は、1911年のオンネスによる4.2K以下での水銀の電気抵抗の消失の観測に

遡る。この現象は、ボーズ凝縮の一種として理解される。しかし、電子はフェルミ粒子な

ので、2個ずつがクーパー対と呼ばれる対を形成することによってボーズ粒子のように振

るまい、ボーズ凝縮状態を実現する。このよう...

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